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3度の稽留流産をしました。お空に3人天使がいます。不妊症と不育症持ちですが39歳でIVF挑戦中です            


by kiwi27
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前を見て

三寒四温、そんな感じの三月ですね。

今周期備忘録。
D18
E2:603
LH:23
P4:1(DHEA服用のため)
卵胞:20.8mm
排卵止めにボルタレン

D19
採卵直前卵胞22.8mm
成熟卵で1個採卵。
夫のは問題なく良好、卵の透明帯は厚みがあるが悪くない。
でも通常法(ふりかけ)で受精しなかった。

受精しないということが長い体外生活の中で初。
告げられた時、一体なにが起きたのか分からなくて現実と思えませんでした。

考えが甘かった。加齢の壁はここにもあるのだと。
前病院で院長が「顕微に」と毎回言っていた意味が良くわかりました。
弱っている私の卵巣から1個~2個採れるかどうかの状況で、どれだけ大事な1個と思うか。
受精確率をより上げることが大切なのか。

次回からは顕微で頼もうと思います。
終わったことを悔やんでも仕方ない。
以前は出来た、以前はこうだったと比べても体は過去には戻れない。
逆転の発想だと私は運が良いのだ。
この病院に戻っての採卵1回目で気付けたのだから。
次に向かって切り替え切り替え。



ある本にこんな言葉が書いてありました。

「何で人は一番大切な思い出を忘れてしまうんだろうね。
 かえって厭な思い出の方が忘れられない。」

妙に納得していました。

治療のことは悲しくて辛くて悔しい思い出が先に思い出される。
嬉しかったこともあるのに二番手。

次の周期が始まるとき、いよいよ40才に突入しています。
40代の治療は覚悟している以上の現実が待っていると思う。
この2年くらいで身をもって1つ1つ理解している以上にね。
プラス思考や前向きにって思いだけじゃ潰れそうなとき
下も上も向けないとき、せめて前を見ていこう。

泣くほど悔しい思いをしても、落ちるとこまで落ち込んでも赤ちゃん諦めたくない。
自分を信じてこの軸だけはブレずにいこう、前を見て。
by kiwi27 | 2013-03-20 22:40